多和田新也のニューアイテム診断室
Pentium4のDualコアCPU。
最初にデータシートを見た時は、本当にこんな(クズ)CPU出す気なのか?と思ったのだが、本当に出すようだ。
性能的は同一クロックのDualCPUとほぼ同じか、むしろ悪いくらいに落ち着くはず。
理由は幾つかあるが、キャッシュの共有すらしてない突貫Dualコアではこんなものだろう。
熱量の130Wは過去最高で、逆にクロックは最高のものよりかなり低い3.2G。
クロックを落とさない限りは熱を抑える事が難しい事を証明してしまっている。
PentiumM系では性能がAthlon64に及ばず、Pentium4系では熱の為にこれ以上性能を伸ばせない。
AMDは既にOpteronDualコアの開発も進めており、対抗する為の突貫工事で出した感が強い。
しかし、Pentium4系では熱量が大きすぎる為クロックを落とさざる終えない。
この辺を考えると、現在Intelは非常に厳しい。AMDに対して開発の遅れが2年はあるだろう。
メーカー搭載CPUが変わった場合は一気に主流がAMDへと切り替わる可能性すらあると感じる。
最もそれをさせないように、激安販売の取引を沢山やっているようだ、
DellAMD採用か?となったが結局Intelのみにしてる事からの予測ではあるが。


ちなみに今、ゲーム用のPCを買う場合なら、Intelを採用する理由は全くなくなっている。
価格、性能、安定度、どれをとってもAMDの方が幸せになれる事請け合いである。