Halenネタ続き4。


前回できた#aoc_expertで毎晩のようにゲームをしていく事になるわけだが、
既に全員が上手い人だったわけで、全員が高レベルの戦いをしていく中、
戦略や戦術の進歩も凄まじかった。
領主戦は最初は弓に始まり、散兵、パッチ前で攻撃力が低かったのに
斥候まで登場した事もあった。まぁ半分はネタ的な試行錯誤なわけだが。


こうした中、ゲーム数が減っていたTAITAIさんは段々と埋もれていき、
逆にモリモリと頭角を現してきたのがHalenである。
4vs4のチーム戦においては、大体は左右に分かれて2vs2の戦いになるのだが、
Halenが居た側の勝率は頭抜けて高かった。恐らく8割近かっただろう。*1


そして年は明けて2001年、TAITAIさんにH2Hで完全勝利したHalenは、
エキスパチーム戦だけでは足りずにZoneのRateゲームもしだすようになる。


そしてここからがHalenが伝説となっていく幕開けとなる。
Rateゲームでは初期値1600で、当時は1800を越えれば中級者。
上級者クラスで2000くらいという感じで、
個人的にもこの頃頑張ってみていたのだが、2000を超えた所でもう限界だった。


この頃レートの王者だったのが他ならぬArch_Kovenである。
そのレート実に2400程。負け数が数回で勝利が数百という状態。
ちなみにレート差は200もあると殆ど増えなくなるので、
相手が居なくてそれ以上は上がらないという状態だったようだ。


Halenはここでもモリモリとレートを上げていく。
そして2200を超え、Kovenとも対決。
初回の対戦の結果はかなり惜しい負けだったらしいのだが、
個人的に特に印象的だったのがその敗北後のチャット。
これ以上無いと言うほど、死ぬほど悔しがっていたHalenの姿だった。


もし自分が既に王者となってる相手といい勝負をして敗北としたら、
そこまで悔しがれるだろうか?
ここが世界No.1になれる奴と、並の上級者との差なんだろうと痛感した覚えがある。
そしてHalenはこの敗北を糧に更なる高みへと登っていく事となる。

*1:チーム戦なのである程度人のバランスを汲み取る関係上、チームの勝率そのものはそこまで高くはなかったが。