先日発表されたばかりのニンテンドーDSiを使うときは、
従来のDS用ソフトは、従来のセキュリティレベルですが、
ニンテンドーDSiブラウザーニンテンドーDSiショップなど
DSi専用に作られた新たなソフト群では、
セキュリティレベルの高い方式を使えるようになりました。

新型のDSiでも旧DSソフトを使う時の無線通信方式は変わらずWEPだけ…?
なんと言う糞仕様。
通信方式のコードなんて普通はソフトのROM側じゃなくて、
本体のファームウエアに入れるものでしょうに…。
しかもDSが出た頃にはWEPはセキュリティ的に不味いからって事で、
既により強固なWPAも存在してた上で、
同時期に発売していたPSPは初代の別カラーモデル*1からWPAも可能だったのに、
任天堂DSLiteでも対応せずに、新型のDSiでも新しいソフトからだけとか…、
これは自慢げに語るところじゃなくて恥るべき所でしょう。




内容的に中途半端といってもいいDSiの出た最大の理由ってここなんじゃないかなぁ

  • 2008年現在WEPはもう完璧やばい、というより数秒でもハッキング可能
  • 旧DS時代のアホ設計でソフト側に無線のコードを入れちゃったので本体だけでWPAの対応不能
  • 完全な新型はまだ開発途中だろうから、とても出せる状況ではない
  • それに売れまくったDS&DSLを見捨てられない
  • ともかくセキュリティに対応したポーズを見せなければならない
  • 中途半端な新機能の新型DSi登場させて、新作ソフトからだけセキュリティ対応

DSiが物凄く中途半端な理由の想定としては至極納得はできる。
まぁ最大の理由はPSPの新型に対応して出さなきゃって点かもしれないけど。
オマケの効能として

  • 任天堂wifiアダプタなら無線方式両方対応+オマケ独自暗号化だから安全と謡って売る事もできる

最もこんなもんを売るくらいなら、元々安全な無線方式が使える本体を作って置けよ
という激しいツッコミを入れたくなるので、個人的には絶対買いたくないけどね。
一般的な無線ルータに比べたら、安定性も悪いと言う話だし。

*1:正確にはファームウエアのバージョン 2.50から