IEFの出場選手が正式発表

追加で入った出場プレイヤーの詳細について追記完了。


コレは酷い。
Grubbyまで含めて世界トップクラス以外が殆ど居ない。
穴的プレイヤーも存在するWCGよりも、遥かに平均レベルが高い。
最上位レベルで居ないのはSkyとRemind、Lucifronくらいか。
その最上位からほんのちょっと下レベルでWho、DeMusliM、NickerやNightEnd。
それでもかなり強いしこれは1マップ取るのすら相当厳しいなぁ。


さて前回の紹介で居なかったメンバーについて解説を入れておこう。

  • DeMusliM

イギリスのHum使い。
2006年後半ほどから徐々にプロで活躍。
2007年に当時No1クランから滑り落ちていた4Kに加入し、
ToDやGrubbyに揉まれレベルアップ。
その2007年後半にはそれ程有力選手は居なかったとはいえ、
英国代表としてWCG出場を果たした。
しかし、
「4Kは私にリスペクトがない!」*1
等、我侭発言が目立ったDeMusliMはそのまま年末に4Kを脱退。
直前にToDも脱退していた4Kは、翌年初めに崩壊してしまう事となった。
老舗の人気クランだった4K崩壊の直接原因となってしまった為、
以後は悪童のイメージがついて纏う。
そのせいか、あちこちのクランを傭兵的に移りながらも、
実力的にはレベルアップもしているようで、
現在ではToDに次ぐEuroNo.2 Humの座が固い強さになっている。

  • Nicker

ロシアのNE使い。
活躍が目立つようになってきたのは昨年末〜今年から。
今年のBlizzConではGrubby、Lucifronと共にEuro予選を勝ち抜き本選出場を果たす。
本選ではLyn、Shyといった韓国の強プレイヤーの前に2-0で沈んだが、
今回のIEF出場予定で辞退したSonkie相手には2-0で勝利していた。

  • NightEnd

ルーマニアのUDプレイヤー。
今年6月頃に、かなりのスーパープレイでGrubbyを破った事で有名になった。*2
実力的にもそれがフロックというわけではなく、
その後も他のトッププロ相手にも勝ちきれないながら、かなり肉薄している。
既にプロクランからは引く手数多だが、
大きな個人戦のオフライン世界大会は今回が初出場。
今回出場選手の中で付け入る隙があるとしたら、
唯一のプレイヤーという事になるだろうか。

*1:この時点では殆ど実績も無かったわけでかなり叩かれていたが、その後の活躍を見る限りいい加減な発言ではなかったと自ら証明しているともいえる

*2:現状ではEuroのUDがGrubbyに勝っただけでニュースになってしまうのである