今日は最後のMYM。
レイオフ出場メンバーを強烈に絞ってきたため短め。


MeetYourMakers (MYM)
最も早く韓国のメンバーを取り入れた、元は欧州のチーム。
WC3Lでは常に最強クラスの働きをするリーダーのSusiriaを筆頭に
毎回のごとくプレイオフに出場。しかし優勝はSeason 9以来遠ざかっている。
今シーズンは最初から最後まで常に1位で終えたレギュラーシーズン。
しかもPlayer Statisticsでは上位に4人もMYMの選手がいる*1という圧倒的強さ。
この勢いをプレイオフでも発揮できるかどうかが優勝の分かれ目だろう。
プレイヤーは以下のとおり。

  • FoCuS(Orc)
  • Moon(NE)
  • Lucifer(UD)
  • Susiria(UD)



1.FoCuS(Orc)
今シーズンMVP級の活躍で、Soloだけならプレイヤー全体でも1位の成績となった。
元々韓国のOrc使いでもLynに次ぐ実力者という感じながら、
国際大会等ではあまり目立った成績を残せていない。
残り3人はMYMとしては常に確定なので、
参加選手がたった4人の最後の一人として選ばれたFoCuSは、
チームから相当な信頼を得たと予想される。
レイオフでも台風の目となる可能性もあるだろう。


2.Moon(NE)
世界最強のNE使いで、NEではなく第5の種族を操るとまで言われたMoon。
今年はWCG等、注目度の高い大会でこそ優勝を逃したが、
招待で出ている大会では殆ど優勝しており調子のよさが伺われる。
NE対決以外ではほぼ弱点はなく、今大会でNE以外で負けそうな相手は
精々SkyとLynくらいなのではないかという感じすらする。
逆に天敵に近いReMinDや対戦成績がそれほどよくないHot、
そして先ほどのMGCで4連敗を食らったLynもいるSKが相手になった際は、
特にMoonの真価が問われる一戦になるだろう。


3.Lucifer(UD)
FoV・Sweetと並び称される世界大会での優勝暦もある最高のUD使い。
最近でこそ優勝から遠ざかっているが、決して弱くなったという印象はない。
SoJu以外ならどんな相手でも勝ち負け以上には持っていけるだろう。
2on2でも大車輪の活躍を期待したいところ。


4.Susiria(UD) 2on2(NE)
MYMのリーダーにしてミスターWC3Lと呼びたいUD使い。
大きな個人タイトル、というより世界大会では国内予選で消えているのか、
ほぼ見たことが無いのにかかわらず、WC3Lでの成績は他の追随を許さない。
今シーズンでもSoloに2on2に大車輪の活躍であり、
Player Statisticsは昨シーズンから引き続き連続の1位。
反面昨シーズンのプレイオフでは、Soloで3連敗で終了と今ひとつだったわけで、
今回は雪辱を喫してほしい所。


レギュラーシーズンのチーム成績でならぶっちぎりの1位だったMYM。
MVP級の活躍をしたFoCuSにSusiriaがこの勢いを
維持してくれているなら十分優勝も狙えるはず。
注目プレイヤーは昨シーズンは負け越しだったFoCuS。
レイオフでも勢いを維持できているかが注目される。

*1:4位まででいうなら3人がMYM。正に圧倒的。